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2018-11-23

パミールによる劣化が見え始めるのは築10年目?!

パミールの劣化はどんな状態?

パミールはアスベストが入っていない化粧スレートであり、軽量化で踏み割れ防止効果が高い反面、高い吸水性が原因で劣化しやすいとも言われています。
パミールが劣化しているサインとしては、下記のような点が挙げられます。

・層間剥離
パミールの先端部分がめくれ上がり、ひび割れた状態になることを言います。
パミールの先端部分には劣化によって現れる現象で、これを見たら劣化が進んでいると考えても良いでしょう。

・釘頭の腐食
パミールを止める際に使用された釘の頭の部分が錆によってなくなってしまったため、釘で止まっていないパミールが落ちてしまう可能性があります。
ニチハではパミールと釘の因果関係はなく、あくまで釘に問題があると主張しています。

これらは単体で起こる症状ではなく、同時に上記の不具合が起こる可能性もあります。
早くて7年後頃からこれらの症状が現れますが、住んでいる環境によって若干の違いはあるでしょう。

ニチハ側の主張

ニチハ側はこのパミールの劣化について、このような主張をしています。

「パミール本体は5層構造、4層の塗装を施して保護していますが、経年による劣化で表面塗膜が劣化した場合は、基材に水分が浸透していき、徐々に大きくなってしまうため、定期的なメンテナンスが必要となります。」

つまり、屋根の剥離現象は経年劣化によるものであり、吸水によって微細な亀裂が生じ、そこに冬季に発生する水分の凍結・融解が繰り返されたことで表層端が剥がれたものだと見解しており、パミールが10年経たずに剥がれても経年劣化だと主張しています。
これらの理由から、家を守る屋根材にしては少しもろい素材である可能性が高いでしょう。

メンテナンス方法は?


このような場合、どのようなメンテナンス方法が最適なのでしょうか?
屋根のメンテナンス方法として一般的な塗装は、既に屋根が剥離した状態なので向いていません。
またこの素材は結露が溜まりやすいため、カバー工法も向いていません。

そうなるとメンテナンス方法としては、葺き替えしかないです。
既存の屋根を剥がして、新品の屋根素材に変えることが何よりも最適であり、唯一無二な方法です。
劣化のサインを見つけたら、早めに葺き替えを行いましょう。

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